退色が早い原因は遺伝だけ?

「うちの子、若い頃はツヤツヤの真っ黒だったのに、最近なんだか赤茶っぽくなってきた気がする……」

そんな風に、愛犬の毛色の変化(退色)に悩んでいませんか?

実は、黒毛や濃い毛色のワンちゃんの退色は、年齢のせいだけではなく「栄養不足」が原因になっているケースが少なくありません。

今回は、黒毛の美しさをキープするために絶対に見直したい栄養素「チロシン」の働きと、毎日のごはんで対策できるおすすめドッグフードをご紹介します!

1. なぜ毛が退色するの?カギを握る「チロシン」とは

犬の毛色を決めているのは「メラニン色素」です。黒い毛のワンちゃんは、体内でこのメラニン色素がしっかり作られることで、深みのある美しい黒毛を維持しています。

そして、このメラニン色素を作るときの「原材料」になるのが、「チロシン」というアミノ酸です。

チロシンが不足するとどうなる?

体内のチロシンが不足すると、メラニン色素を十分に作ることができなくなります。その結果、本来黒くなるはずの毛が赤茶っぽく退色したり、全体的に色が薄くなったりしてしまうのです。

フェニルアラニンも重要!

チロシンは、必須アミノ酸である「フェニルアラニン」からも体内で合成されます。つまり、黒毛を維持するためには「チロシン」と「フェニルアラニン」が豊富に含まれる質の高いタンパク質を摂取することが不可欠です。

2. 黒毛の退色を防ぐドッグフード選びのポイント

毎日のごはん(ドッグフード)を選ぶときは、以下の3つのポイントを意識すると効果的です。

「L-チロシン」が直接配合・強化されているものを選ぶ

一部のフードには、アミノ酸バランスを整えるために原材料に「L-チロシン」と明記して強化しているものがあります。これらは効率よくメラニン合成をサポートしてくれます。

高タンパクな「赤身肉(鹿・馬・牛)」が主原料のものを選ぶ

チロシンの元となるアミノ酸は、鶏肉や白身魚に比べて、鹿肉や馬肉などの「赤身肉」に多く含まれています。

「オメガ3脂肪酸」でツヤをプラス

毛色だけでなく、皮膚の健康や毛のツヤを出すために、サーモンオイルなどのオメガ3脂肪酸が一緒に摂れるフードを選ぶと、より黒毛が引き立ちます。

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